ファンベース経営を推進。ピエトロの体験価値提供モデルとは ピエトロ
はじめに
“食”というしあわせな時間の提供を通じて、どのように社会に貢献できるのか。社員プロジェクトで集まった2175個のしあわせへの想いを88個に集約して完成した同社の未来ビジョン『“未来へ”しあわせ、つながる』。「お客様、社会、働く私たち」の3つのしあわせを実現し、すべてをつなげる、という、全社員の想いが詰まったPIETRO VISIONによって全方位の体験価値向上へ全員で取り組んでいる。ファンベース経営を推進するピエトロらしい体験価値提供モデルを研究した。
まなびのポイント 1:ファンベース経営
ピエトロでは全国の社員・パートナー(パート・アルバイト)が「一体感」を持ってファン(=企業が大切にしている創業の想いや方針に共感・支持してくれている人)とコミュニケーションを取り、ファンの声に耳を傾け、方針や施策に活かしている。
一番のファンは自社の社員だ。お客様相談室、ファンサイト、通販・オンラインショップに届くお客様の声を工場・レストランの現場など全拠点に共有したり、ピエトロの好きなところを語り合う社内ファンミーティングなどで社員のエンゲージメントを向上させ、そのスタッフ力により新たなファンを獲得している。
出所:高橋社長の講演資料より
まなびのポイント 2:一体感の創生と自主性(インナーブランディング)
創業者・村田邦彦氏が残した「仕事も遊びも一生懸命」という理念のもと、 ・社員同士が褒め合う「ほめ育研修」 ・5S活動プロジェクト「劇的ビフォーアフター」 ・取引先にプレゼントや手紙を渡して感謝を伝える「毎月9日、ありがとうの日」 ・社員の家族と新入社員の両親を自社農場に招く「ピエトロファミリー収穫祭」 ・スキルアップ研修や社内活動の認知向上研修を行う「土曜学校」 など自社らしいさまざまな取り組みを通じて、社員の「一体感」と「自主性」を醸成し、一番のファンである社員のやりがいとしあわせにつなげている。
ピエトロファミリー収穫祭
まなびのポイント 3:自社らしい体験価値のデザイン
OMOで推進するファンベース経営、社員の一体感の創生と自主性に加え、直営レストラン全店舗での竹箸導入や、国産非食用米が原料のライスレジン配合のレジ袋活用など、社会貢献活動においても徹底的な自社らしさを追求。「お客様、社会、働く私たち」の全方位に対しての体験価値のデザインは創業者から継承したピエトロらしさ。こうした“想い”を追求することが企業成長の源泉となり、また新たなファンを生んでいく。
NPO法人「アジア太平洋こども会議・イン福岡」のイベント
「ピエトロ料理教室」