その他
2015.10.30
vol.2 スピーチ能力をグンとアップさせる簡単な方法
梶原しげる
2015年11月号
スピーチ力を支える
コンテンツとデリバリー
スピーチの内容を「コンテンツ」といいます。そしてスピーチを伝える手順を「デリバリー」といいます。コンテンツとデリバリーが、スピーチ力を支える2 大要素なのです。ピザや弁当の味と品質はコンテンツ。配達や配膳はデリバリーです。
ピザや弁当の「中身」も大事ですが「どうやって配達するのか」によって、お客さまの印象は大きく左右されます。例えば、ピザの代金支払いに1万円を出したとき、配達員に露骨に不愉快そうな顔をされれば、「二度と注文するものか!」と思ってしまいますね。
コンテンツ(話の内容)だけが良くても、また、デリバリー(話の伝え方)だけが良くても、スピーチは効果を発揮しないのです。
自分のスピーチは、コンテンツ、デリバリーともに、ちゃんと「聞き手目線」になっているのか? ぜひ確認してみてください。
不安になった人にお勧めしたいのが、自分のスピーチ場面をスマートフォンで録画することです。同僚や部下に一言、撮影を頼めばすぐにできます。
録画した後で「客観的な自分」を振り返ることができるメリットはもちろん、「録画されている」と思うだけで「聞き手目線」を意識できます。
ここで、ある人のコンテンツとデリバリーをご覧いただき、これまで申し上げた話をご確認いただきましょう。