M&A成長戦略
M&Aは経営を「つなぐ」手段である
M&Aの本質とは何か。それは「つなぐ」ことです。企業には歴史、人材、ノウハウとブランドがあります。特に、オーナー経営者にとって自分の会社は、先祖から引き継がれた命の次に大事なものです。オーナーは代わっても、経営は引き継いでいく。これがM&Aの本質であり、どの案件にも共通する大きな目的といえるのではないでしょうか。
企業の進む道は存続、売却、廃業、倒産の4つといわれますが、売却もまた、存続の1つです。譲渡企業を引き継ぎ、譲受企業が企業価値を高めるM&Aは、社会価値が高い行為であり、サステナブルな経営技術の一つであると捉えることができます。
そこで本書では、会社や事業の成長戦略の手段として活用し、企業価値を高めるためのM&Aについてまとめました。
タナベコンサルティンググループ(TCG)が経営コンサルティング会社として提供した生々しいM&Aの“現場”を許せる限り活字化し、図やチェックリストなどを用いて分かりやすく解説。経営者の方々が「M&Aで何を実現したいのか」を明確にするためのヒントをちりばめ、譲受側と譲渡側の双方が納得するM&Aを成立させるためのノウハウを余すことなく盛り込んでいます。
すでに何度かM&Aに取り組んだけれど、成果を感じられていない。これからM&Aに着手しようと思っている。そんな方々が、M&Aを活用して成長を実現するための一冊です。
タナベコンサルティングのM&Aコンサルティング
https://www.tanabeconsulting.co.jp/t/consulting_menu/ma/
事業承継・M&A情報サイト
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●定価1,760円(税込)
●仕様四六判、上製200頁
●発行元ダイヤモンド社(2023年発行)