コーポレートファイナンス戦略 中堅企業が実装すべき財務戦略
企業価値を高める経営資源としての「カネ」
いわゆる三大経営資源の一つである「カネ」を駆使して企業価値向上と持続的成長を図る一連の活動を「コーポレートファイナンス」といいます。資金調達、成長投資、予算管理、組織再編など、企業の財務資本の最適活用に関するあらゆる分野を包含する、幅広い概念です。
企業価値を上げるためには、企業価値向上に資する経営資源として「カネ」をどのように運用していくか、という視点が必要です。
そこで本書では、コーポレートファイナンスを「未来へ向けて持続的に企業価値を向上するための仕組み」として位置付け、財務会計のみならず、ホールディング体制、グループ経営、IPO(株式新規上場)、MBO(経営陣による自社買収)、M&A(企業の合併・統合)への取り組みなど、組織論から人材育成、事業承継に至るまで多岐にわたって必要なアプローチを提示しています。
中小企業から中堅企業、中堅企業から大企業へと成長を願う多くの経営者にとって、本書がその企業価値向上と持続的成長を実現する一助となれば幸いです。
●定価1,760円(税込)
●仕様四六判 上製 224ページ
●発行元ダイヤモンド社(2024年11月)